なぜ力が抜けないの?力を抜いて歌うための意識のリセット法【後編】

力を抜いて歌う
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力まないで歌うためのリセット法ということで、なぜ力が抜けないのか?
よくある4つの思い込みについて、前回は4つお話ししました。

【1】『自分は歌えない』と思い込んで力が抜けない
【2】『上手く歌わなきゃ』と思うことで力が抜けない
【3】『この音は高い』という思い込みから力んでしまう
【4】『頑張って歌わなきゃ伝わない』と思い込んで力が抜けない

そもそも「力を抜いてもちゃんと歌える!」ということを疑ってない? でお話ししたように、あなたの思い込み(意識)による原因が大きいワケです。

今回はその<続編>ということで、力まないで歌うための4つの思い込について、思い当たる点がないかチェックしてみましょう。

ムダに力まず歌うために参考にしてください。

 

【5】『盛り上げて歌わなきゃ!』と思い込んで力が抜けない

 

力が入ってしまうことが、上手く歌えない一番の原因。

もちろん本番での緊張もありますが、それ以前にあなたの思い込みが原因で、必要以上に力が入ってしまうことがたくさんあります。

たとえば、あなたは歌っている時「サビで盛り上げなきゃ!!」と思って、声を張り上げたりしていませんか?

 

ゆき姉
そりゃサビは盛り上がるし音も高くなるから、どうしたって頑張って歌わきゃ!!ってなりますよ〜〜〜(^^;)

ささきひとえ
・・・ですよね。これはバンドでもカラオケでも、歌う側の共通心理だと思います。


そう・・・それはもはや、強迫観念。

でも大丈夫!!

 

盛り上げなくていいんです。
盛り上げようとして、力んでしまうくらいなら盛り上げなくて大丈夫。

どちらかというと、そう思うことで余計に力が入って歌えなくなることの方が多いのですよ。

実際、盛り上げようと思ってもただの大声になってしまったり、頑張り感だけが伝わるだけで、必ずしも盛り上がるとは限りません。

 

レッスンでもそうですが、本人が頑張って声を張り上げたからといって、張り上げた分がパワーとなって伝わってくる訳ではなく、うるさくなったり、力みが増すだけになる場合が本当に多いです。

 

ささきひとえ
なので、私はレッスンの時に「盛り上げなくていいよ〜〜〜」とよく言います。笑

 

現にプロの歌手で、高音で力が入って声が出せなくなる人はあまりいませんよね?

上手いヘタや好きキライは別として、どんな歌手も1曲通してムリのないパフォーマンスができます。

その点、アマチュアの中には、
歌い出しでイイ感じで歌えてもサビで声が出ないとか、力んで高音が苦しそう。。。という人がたっくさんいます。

 

ゆき姉
確かに。サビで『あ〜惜しいな〜』って思ってしまう人多いかも。
・・・って言うか、アマチュアで最後まで安心して聴ける人は少ないですよね。

ささきひとえ
そうなんです。力んで頑張って歌っていると、どうしてもアマチュア感が出てしまうと言うか。。。力まないで歌える方が

 

盛り上げたい気持ちもわかるのですが、盛り上がる気持ちが力になってしまわないように、常に力まないで歌えたら素敵ですね。

それに、サビはバックの演奏も盛り上げてくれているし、アレンジ的にもいろんな仕掛けがあるので、あなたが力まなくても必然的に盛り上がます。

 

だから大丈夫。

もちろん、もっとしっかり声を出さなきゃって場合もあるし、一本調子でメリハリない歌も考えものですが、単純に盛り上げようとして力が入ってしまうのは避けたいところ。

 

力を抜いて歌う

 

まずは、り上がる=力を入れる】という認識をリセットして、

あまり盛り上げようとせずに、力をぬいて歌ってみましょう。

 

ちなみに、力んで歌う人に、「盛り上げないで歌ってみて〜〜」って言うと、ほとんどの場合、全体的にバランスが取れて、結果ステキに歌えることが多いのです!!(^^)v

 

【6】『あの歌手みたいに歌わなきゃ』と思い込んで力が抜けない

 

これも力んで歌ってしまう思い込みの一つ。

たとえばあなたは、歌うとき意識的にその曲を歌っている歌手と「同じように歌わなきゃ!」と思っていませんか?

 

高橋
はい。大抵はそうです。僕の場合、頭の中でその歌手の歌声をイメージして同じように歌っています。

音程に自信がない方や、あまり歌い慣れていない方は、その方がいい場合もあります。

 

ささきひとえ
でもある程度歌える方は、原曲の歌手のイメージから離れた方がいいですよ。

 

もちろん、上手い歌手の歌をコピーしたり、お手本にして練習するのは大事なので、ぜひやってください。

でも多くの場合、コピーして練習するのではなく、間違ったイメージに振り回されたり、見せかけのマネになっている場合が多いです。

正しく聴き取れなければ、間違ったマネをしてしまいます。

 

たとえば、

◆高音で力強く歌っているように聴こえるので、思いっきり喉声を張り上げて歌ったり、

◆逆に、軽くささやいているように聴こえるからといって、ただ弱々しく不安定に歌ってしまったり。。。

 

ryo
そうなんっすよ!!ここでもっと声を「ガーーーッ」って出してるから自分も行くぞー!!みたいに(^^;)

ささきひとえ
その「ガーーーーッ」っていうのも、実は違う「ガーーーーッ」だったりね〜(笑)
結構、その歌手の歌い方を再現しようと頑張って、ムダに大声を張り上げちゃう人、多いんですよ。

 

表面的なところだけマネしてしまうと、かえって歌いにくくなるだけでなく、間違ったやり方にハマってしまいます。

勝手なイメージや中途半端なマネをして悪影響になることが多いので気をつけましょう。

 

第一、その歌手と同じに歌う必要はありません。

当然、ここはこんなリズムで〜とか、ここは優しくとか、アクセントをつけて強く〜とか、ある程度形はありますが、それはそれで、その歌手の歌い方と同じである必要はありません。

ある程度アレンジにそって歌うことは必要ですが、あなたの歌を歌えばいいのです。  

自分ならどう歌うか?と考えてみるといいですね。

 

【7】『声量マックスで!』という思い込みで力み全開

 

ささきひとえ
昔はとにかく「声量あれば歌が上手い!」みたいに思っている人多かったな〜(笑)

アヤ
いや、今でもそうですよ。私も声量声量って言われるし、声量あるボーカルは使えるって思われてるし、だから余計、声出さないと!って思いながら歌ってますもん。

 

声が出るのは良いことだけど、イイ感じで歌えているのと、ただ叫んでいるのとは全然違います。

う〜〜ん、これも皆さん、頭では理解してますよね?

・・・にもかかわらず

「もっと出さなきゃ!もっと大きな声で!!」というプレッシャーに縛られ、結局ムダに声を出して力んでしまう人が後を絶ちません。

 

力んだ声量

 

確かに声が大きいことは良いこと。声が小さい人も多いので。

でもそうじゃないのに「もっと声出せ!」みたいに思うのは、逆効果。

力を抜いて歌う
そもそもあなたは、次の【A】と【B】のどちらですか?

【A】 人より声が小さくて聴こえにくく歌えてる感じがしない 

【B】 頑張って声を張り上げて歌うのでいつも体力を消耗する

 

もし【A】なら、「もっと声だして!」と言われてもしょうがないです。

このような方は、とにかく声を出すことに慣れていないので、普段から声をしっかり使っていく習慣をつけることが大事。
そして正しい声の使い方を学んでボイトレをし、声の絶対量を増やすことが必要です。

 

でももしあなたが【B】ならば、話は別です。

【A】の方も【B】の方も、どちらも力が入っていることには変わりないのですが、アプローチの仕方が違うのです。

【B】の場合、声はとりあえず声は出せるので「もっと大きく!」とか「頑張って出して!」と思うと、かえって力んで歌ってしまい、余計ちゃんと声が使えなくなります。

バランスが崩れ、結果的に苦しくなるだけで、実際のボリューム感などには、さほど変化がありません。

つまり、頑張って声を出したからと言って  

結果的な声量にはつながらない!ということです。

それどころか、ラクに出した方がボリュームは少し落ちるけど、声の通りも、マイクのノリも良い!
そして聴き心地も良い!!

何より、頑張って声を出すと聴いている方がツラくなってきます。

 

あなたも経験あると思いますが、
頑張って声を出して歌っている人で、それがイイ感じに反映されている人を、観たことがありますか??

『あ〜〜苦しそう・・・・』
『気持ちはわかるけど、音程があってない。。。』
『ノド痛くないのかな〜』
『そんなに声出さなくても。。。。』
『頑張って!!もうすぐ終わる!!!』

みたいに感じませんか?

声量マックスで歌ったからといって、「良かった〜❤️」とはなりません。

 

音量(声量)があれば盛り上がっていると錯覚している人が多いのですが、そうではないのです。

曲の盛り上がりや、ダイナミクスもメリハリも、声量だけでは表現できません。

 

それと、バンドでボーカルをしている方なら、一度はメンバーから「もっと声だして!」と言われたことがあるでしょう。

これはボーカルの声量だけの問題ではない場合もありますが、

ボリューム(音量)だけで盛り上げようとか、
「とりあえず声量!!」みたいな段階から早く抜け出しましょう。

 

力を抜いて歌うために、あなたがやるべきことは

①力を入れなくても十分声は出せる!と言うことを理解する

②間違った思い込みをリセットして、力を抜いてラクラク歌う

③声量(声のボリューム)だけで盛り上げようとしない

④しっかりボイトレをして、よく響く声を作っていく

ことが大切です。ラクラク〜〜〜ね!!

 

力を抜いて歌う

 

そして、実はもう一つ。

多くの方が、思わず力んで歌ってしまう大きな問題があるのです。

それは・・・・

■「地声で歌わなきゃ!!」と言う思い込み。

これについては次回、発声についての説明と合わせて詳しくお話ししますね〜(^-^)

 

まとめ

◆盛り上げようと思わない。頑張って声を出したからと言って、盛り上がるわけではない。

◆その歌手と同じように歌う必要はない。その歌い方のイメージに振り回されないように。

◆力んで声を張り上げてしまう人に「もっと声出して!」は逆効果。力を抜いてラクラク歌えます!

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