口ブレスと鼻ブレス、それぞれのメリットとデメリット、伝わり方の違いを検証してみた

口ブレス鼻ブレス

 

口ブレスと鼻ブレス。あなたはどちら派?

歌っている時のブレスは口でするのか、鼻でするのか、どっちが正解なの?という疑問について、

それぞれのメリットとデメリットと、
そして、どう違うのか?その伝わり方の違いなどを、LiSAさんの「炎」で検証してみたいと思います。

どちらがいいか?こちらの動画を見るだけで、口ブレスと鼻ブレスの違いなんかも感じていただけると思うので、良かったらあなたの歌のアイディアに加えてください。

 

1、口ブレスと鼻ブレスについてのご質問に対する回答

 

歌う時のブレスって色々あるんですが、口で吸うのか?鼻で吸うのか?どっちなの?って思ってい方が多いと思います。
これ、今までにもたくさんの方からご質問いただいているので、いくつか紹介しますね。

 

質問者 Q1

「歌うときは鼻で吸う」と言われたんですが、
私は口から息を吸う方がいいというか、鼻から息を吸って歌う事が出来ないんです(^_^;)
その人は腹式呼吸もできていて、伸びのあるしっかりした歌が歌える人なので、私が間違ってるのかと思っています。どちらが正しいのでしょうか??

質問者 Q2
ボイトレの先生は、息継ぎは鼻で吸うようにと言います。
でも、歌手の人たちのブレスを聴いていると、みんな口で吸っているように思えるのですが・・・。
質問者 Q3
僕的には、口呼吸より鼻呼吸の方が声量が上がります。
でも、鼻呼吸をすると息を吸う量が少なく感じるんですそのばわいどちらの方が良いですか?

 

人によってやりやすさも違うと思います。

さて、どっちがいいのか?

結論から言って、どちらでもいいです!

というか、どちらも使います。

ささきひとえ
ただ、どちらもメリットとデメリットがあり、歌の印象も伝うわりかたも違ってきます。
両方のメリットとデメリットを考えてみて、使い方や注意点を見ていきましょう。

2、鼻ブレスのメリットとデメリット

 

ここで大事なキーワード「腹式呼吸」の登場です。

「鼻ブレスのメリットどデメリット・・・というより、歌うときのベストな呼吸は腹式呼吸でしょ?」

と思われている方も多いと思いますが、この腹式呼吸は、100%お腹で…というワケにはいかないのです。
正確には【どちらかと言うと腹式】とか、【だいたい胸式】くらい な“あいまい”なものなのです。

結局、息は肺にしか入りません。 その際どっちを主に使っているか?で、何となく分けられているんですね。   そして歌っているときの呼吸は、これ!と決まっているわけではなく、腹式呼吸も胸式呼吸も、口ブレスも鼻ブレスも、いろんな呼吸を使います。    

それを踏まえた上で、鼻ブレスのメリットをお話ししますね。

◆鼻ブレスのメリットは3つあります。

①鼻ブレスの方が腹式呼吸がやりやすい

必ず腹式呼吸でなければならないということはありませんが、腹式呼吸で吸えた方がいい状態で息の補給ができるし、安定的に使える。ということです。

とりあえずちゃんと息を吸うためには腹式呼吸がいいので、腹式呼吸をするには、鼻ブレスの方が向いています。やりやすいんですね。

ただ、ここで落とし穴にはまってしまう人がいるので注意して聞いてください。 

こう言うと、鼻で吸うのが腹式呼吸、口で吸うのは腹式呼吸じゃない、と勘違いさせるかたもいると思います。

でも、口ブレスでも腹式呼吸はできます。

ただ鼻から吸った方が腹式呼吸が簡単にできるということです。

②鼻ブレスの方が、口やのどが乾きにくい

鼻で数分、口や喉の粘膜に空気が触れないので、喉の負担が少ないということです。

のども乾きにくし、長時間歌うときなど、鼻ブレスの方が声帯の疲労や負担は少ないかもしれません。

これは大きなメリットですね!

③鼻ブレスの方が、息をセーブして声を使っていきやすい

鼻ブレスの方が口ブレスよりも一度息を止め多状態から声を出しやすいので、息を無駄に使わずにすむ場合が多いのです。

吸った息をそのまま使ってしまうと息を使いすぎてしまうことがよくあります。
これいつも私が言ってる、知らず識らずのうちに息漏れしてしまう場合の例ですが、息が漏れてしまうと声がかすれてしまい、綺麗に声を使っていくことができません。

それが鼻ブレスだと自然に息をセーブできるので、綺麗に声を使っていきたい、長くもたせたいという場合は口ブレスより鼻ブレスの方がいいです。

例えば「涙そうそう」など、丁寧に美しい声で歌いたい場合は、鼻ブレスが向いています。

さらに高いポジションから声を使っていくことができるので、ボイスワークがとてもスムーズに行きいます。

一旦息を止めてから出す、これが鼻ブレスのメリット!!

ただ、ここからがデメリットなんですけど・・・

◆鼻ブレスのデメリットも3つあります

①タイミング逃したりリズムにのせにくい

いちいち鼻ブレスで吸ってるとタイミングを逃してしまいます。
特に口を閉じて吸う場合は、ブレスをとる余裕がないと間に合いません。

口を閉じないで吸う場合も結構無理があると思います。

そして鼻ブレスをしているとリズムに乗り遅れてしまいます。
フレーズとフレーズの合間の空白で歌の流れも止まってしまうし、途切れてしまう印象になってしまいます。

ノリが出ない。これ問題です。

②鼻ブレスだと早い曲では無理!

説明の必要はないと思います!笑

特に最近の曲は、歌詞の多く、ひつとのフレーズにたくさんのことがっ馬詰まっていて、隙間がないくらい忙しいです。

いちいち鼻で吸っているヒマはありません。これは一番のデメリットです!

③鼻ブレスは見た目が不自然な場合もある

ほんの少しの隙間でも一瞬で鼻ブレスができるほどのテクニシャンはいいですが、多くの場合難しいと思います。。。

曲やジャンルにもよりますが、言葉と言葉間で口が閉じてしまうのは、見た目も不自然だと思います。

 

まぁ、一番のデメリットは早い曲が歌えない、。、、っとことですよね。

ささきひとえ
そして付け加えると、鼻ブレスで挙げたメリットは、口ブレスに置き換えてもできます!

これにはちょっと練習が必要ですが、鼻ブレスと同じようにできるので、以下の動画を参考にぜひ練習してみてください。

 

3、口ブレスのメリットとデメリット

 

◆まずは口ブレスのデメリットから4つ

①口ブレスだと腹式呼吸で吸いにくい

さきほどもお話ししたように、口ブレスと、吸い方が悪いと胸や肩ばかり上がってしまい、歌の中で十分に使える息が吸えないということです。
こうなるとボイトレなどでも先生から「鼻から吸って〜」と言われてしまうこともあります。

でも口ブレスでも同じようにできれば、こちらの方が便利です。ですので、上の動画を参考にブレスコントロールをやってみてください。

②口ブレスだと息を使いすぎてしまう

人によっては口ブレスだと、吸った息がそのまま出てしまうので、息を使いすぎてしまう傾向にあるということです。
でもこれも、口ブレスで吸った息を一度を止めてから声を出すことで、それはカバーできます。

このやり方は、息が漏れ声を一瞬で解決する【息の使い方】5選というこちらの動画を参考にしてください。

 

③口ブレスは、口やどが渇きやすいので声帯への負担も・・・

鼻ブレスのところで解説した通り、口ブレスは、鼻ブレスに比べ、喉の粘膜をかわかしてしまいます。

喉が渇いたり、ずっと歌っていると声帯への負担がかかるということです。それが一番のデメリットですね。

④口ブレスのブレス音が気になる

口ブレスのブレス音。

静かにピアノやギター1本とかで歌う場合は木になることもあると思いますが、大抵はバックの音が入っていて、注意して聞かなければブレス音は全く意識していない。。。という場合がほとんどだと思います。

ただ、意外とブレス音が気になるという方もいらっしゃいます。
確かにあまり頻繁に大きくブレス音が聞こえてしまうと、曲によってはちょっと耳障りな感じがある場合もあると思います。

口ブレスの場合それがデメリットといえばデメリットですかね。

ささきひとえ
ですが、このブレス音はあったほうがエモーショナルな表現ができるのです!!

 

◆ここからは口ブレスのメリットは4つ。

①口ブレスの方がエモーショナルでリアルな表現ができる

②口ブレスの方が感情を伝えられる

③口ブレスの方がリズムが出せて格好いい

 

ささきひとえ
①②③は実際に聞いてみるのが一番わかりやすいと思うので、LiSAさんの炎で口ブレスと鼻ブレスの違いをやってみました!

こちらの 動画で検証!!

 

このようにブレス音は、気持ちをを表現することにもなるので、大きなメリットにもなります!

私的にはこういう場面では、鼻ブレスより口ブレスの方が自然な気持ちの動きを感じられると思います。

鼻ブレスだと、歌い方としては正しいのですが、歌唱しているという印象になってしまうことも多いので、特にサビなどは、口ブレスの方が盛り上がり感があってリアルな感じが表現できるかと思います。

④口ブレスだと速い曲にも対応可能!!

鼻ブレスよりも口ブレスの方がそのまま声を使っていくことができるので、よりスピードのある速いブレスが可能です。

速い曲では口ブレスでもスピードのある高速ブレスは難しいので、鼻だと窒息します・・・笑

何よりリズムに遅れてしまっては元も子もないので、早い曲あh口ブレスの方が断然歌いやすい!!

 

それぞれのデメリットとメリットを踏まえた上での、私のおすすめ

 

1、歌っているときのブレスは、いろんなブレスを使うので、絶対これ!ということにこだわらず、使い分けが必要。
  
2、曲やジャンル、テンポによって使い分ける、綺麗な声で丁寧に歌いたいときは鼻ブレスがメイン。ロックや感情的に歌いたい曲などは口ブレスがメイン。

3、1曲の中でも、歌い出しや息継ぎのスペースがある場合、ここでしっかり吸おう!など、使い分けてみることが大事。

4、わたし的には口ブレスが多いですね!時々鼻ですうこともありますが、基本的に気持ちの流れを優先します。

 

ささきひとえ
一番大事なのは、あなたが何を表現したいか?によると思います。

ブレスを意識することでよくなる!!

 

口ブレス鼻ブレス
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