あなたの歌を大きく変える!カラオケのキー設定
カラオケで歌うとき、あなたはキー調整をしますか?
自分に合ったキーに変えて歌う方もいれば、カラオケのキー設定を全く変えずに歌う方もいます。
カラオケのキー設定をしないで歌う理由としては、
A:絶対キーは変えたくない!何がなんでも原キーで!という方
B:原曲キーで変える必要がないので、これでOK!という方
C:バンドでキーを変えてもらえないので、原キーで練習する
D:キーを変える意味や、カラオケのキー設定の仕方がわからない
という感じですかね。
まず、キーって何?ってことですが、簡単に言うと、
その曲の初めメロディーとコードが、何から始まっているか?ということです。
カラオケにある曲は全て、もともとその曲を歌っているオリジナルの歌手がいるわけですが、そもそもその曲を歌う歌手に合ったキーで作られています。
それを「原曲キー」、つまり原キーと言います。
カラオケでいうところの「0」とか「♮」に当たるところですね。
カラオケの機種によっては「0」がはじめから歌いやすいキーに変更されている曲もあるようですが、
とりあえず原キーより高くするときは「+」、低くするときは「ー」というように設定します。
そうやってキー調整することで、自分の声に合った、歌いやすい音域で歌うことが出来ます。
ところが、キーが全く合っていない状態で歌っている人が多ーーーーい!!
上記Dの、どう変えていいかわからない…という方も結構いるのですが、そもそもキー設定の重要性をわかっていなければ、自分にあったキーを見つけることも出来ません。
カラオケのキー設定を変えなくても歌えているなら、問題ないのです。
正直、カラオケは【選曲】と【キー設定】にかかっている!
といっても過言ではありません。それくらい重要です。
なのでまずは、あなたの歌を大きく変える!
◆カラオケのキー設定の重要性と、
◆自分に合ったキーの設定法
についてお話しますので参考に。
カラオケのキー設定は、魔法のスイッチ
何度も言いますが、原キーで歌えているなら、変える必要はありませんよ。
でも上記Aの、原キーにこだわりながらも原キーで歌えていない方もいます。
カラオケのキー設定を変えたくない!という方の理由としては、
・できるだけ原曲のまま、その歌い手さんのように歌いたい
・キーが変わることで曲の雰囲気が変わってしまうのがイヤ
・キーが変わるとヘンな感じがして歌いにくい(歌った気がしない)
・キーを下げると高い声が出ないみたいで恥ずかしい
・キーを下げるとカラオケで盛り上がらない・・・
などあげられると思います。
確かに大きく変えてしまうと音質も変化してしまうし、感じが変わってしまうので、そのお気持もわかります。
でももし、キーを変えることで歌がずっと素敵になるなら、聴くほうにとってはそのほうがベターです。
キーを変えないで歌うほうがカッコいい!と思っている方もいますが、プロの歌手は必ずキーを合わせます。自分の曲はもちろん、他の人のカバーをするときも。
キーを合わせないのは、つまり…素人っぽいってことです(^^;)
でもね、カラオケなので。 どんなキーでも歌えるならともかく、 自分に合ったキーで歌うことは、より素敵に歌っていくための絶対条件です。 キー設定は大事とわかっても、 確かにキー設定はとても難しく、半音違うだけで 先ほどの、カラオケのキー設定する際のポイント 1、曲ごとにいろんなキーで歌ってみる ひとつずつ見ていきましょう。 曲のキーは、もともとその曲を歌っている歌手ご本人に合わせて設定してあります。 もちろん原キーで合うなら、それが自分に合ったキーという事になります。 なぜなら、メロディーラインや声の良い部分、苦手な部分など、必ずしも同じではないからです。 男性と女性では声質も音域も違うため、異性の曲の場合(±2)のようなわずかな調整ではなく、大きく調整する必要があります。 その歌手によっても音域が違うので一概には言えません。 でもおおむね、異性の曲は(±4)くらいを基準に、そこから前後(±2)くらいで試してみましょう。 また、(+6)と(−6)はオクターブ違いの同じキーになります。
キーはあまり大きく変えないほうが音的に良いので、仮に(+7)が合うな〜という場合は、(−5)に設定したほうがイイですよ。 大幅にキーを変更する際は、以下を参考に【B】にして設定してください。 キー設定のポイントで、意外に知られていないのが「上げてみる」という選択です。 そんなとき多くの場合キーを下げると思うのですが、私のレッスンでは、たいてい上げます(笑) その理由としては、キーを上げることで声のポジションが上がり、声換点(声の変わり目あたり)を通過しやすくなるので、スムーズな発声のラインに乗せたほうが歌いやすくなる事が多いんです。 それには練習も必要ですが、キーを上げるほうが歌いやすくなる場合もあるので、試してみてくださいね。 *声のポジションや声換点については、下記の【10日間無料トライアル】の動画レッスンで詳しくお話してますので、良かったら参考に(^^) では、自分に合ったキーに調整する上で、何を基準にするか?ということですが、 ① メロディーの一番低い部分が、それほどムリなく出せる たとえば、③については半音キーが違うだけで、苦手な音を避けることができたりします。 また曲によっては、ちょっと低めで歌ったほうがカッコよかったり、高めで歌ったほうが歌が明るくなったりするので、曲ごとにチェックしてみるといいでしょう。 そして最後、やっぱり客観的な視点が大切です。 自分では「このキーほうが歌いやすいから、これでいい!」と思っても、意外に聴いているほうはそうじゃなかったりすることがよくあります。 歌っているときの感覚と、聴き手に回って聴いてみたときの印象は、けっこう違うことがあるのです。 自分の歌いやすさだけではなく、録音などして客観的に聴いてみるのもオススメです。 「そこまでするの〜?」って思われる方もいるかも知れませんが、それほどキー設定はあなたの歌を大きく左右する重要ポイントです。 「どんなキーでもバッチリ歌えます!」 こちらも参考に!
カラオケのようにはいかないので、そこは妥協も必要ですね。
いいえ、カラオケだからこそ、遠慮しないでピッピッと行きましょう!!
初心者ほど半音(+1や−1)キーを変えるだけで、歌に魔法がかかるのです。【自分にあったキー】を見つける5つのポイント
「じゃ、どのキーが合っているのか、自分ではよくわからない・・・」と言う声もあります。
<曲の雰囲気>も、<歌の印象>も、<歌いやすさ>も、<聴き手の評価>も全然違ってくるほどです。
2、異性の曲を歌うときのキー設定
3、歌いづらいときはキーを上げてみるのもオススメ
4、何を基準に合わせるか?曲ごとにチェック
5、客観的な目線で決める1、曲ごとにいろんなキーで歌ってみる
あなたとその方は別人なので、キーも違って当たり前。
だからと言ってそのアーティストの曲はすべて原キーでいいかと言うと、そうでもありません。
あなたの良さが出るように、曲ごとにチェックしてみましょう。2、異性の曲を歌うときのキー設定
つまり以下の表の、【A】と【B】は 同じキーということ。
【A】
+6
+7
+8
+9
−7
−8
−9
【B】
−6
−5
−4
−3
+5
+4
+3
3、歌いづらいときは、キーを上げてみるのもオススメ
4、何を基準に合わせるか?曲ごとにチェック
次をチェックしてみましょう。
② メロディーの一番高い部分が、それほどムリなく出せる
③ 声換点あたりのニガテな音が、あまり出てこないキー設定
④ 出しやすい音や、自分の声の特徴を活かせるキー設定
⑤ 曲の聴かせどころでしっかり歌えるキー設定
⑥ 曲の雰囲気や世界観を上手く表現できるキー設定5、客観的な目線で決める
という方には参考になりません。あしからず(笑)
まとめ
◆カラオケは【選曲】と【キー設定】にかかっている!といっても過言ではない。
◆自分に合ったキーで歌うことは、より素敵に歌っていくための絶対条件
◆キー設定する際のポイントは、
1、曲ごとにいろんなキーで歌ってみる
2、異性の曲を歌うときのキー設定
3、歌いづらいときはキーを上げてみるのもオススメ」
4、何を基準に合わせるか?曲ごとにチェック
5、客観的な目線で決める
*今回はカラオケで上手く歌うためのキー設定についてお話しましたが、バンドで歌う際のベストなキー設定についても書いています。
あなたの歌はもっとよくなる!