歌が上手くなるために避けては通れない音楽の聴き方

歌が上手くなるには
Pocket

 
歌が上手くなるには、歌の練習以上に大事なことがいろいろあります。 
 
歌の上手さって、はっきりとした違いとか具体的な数値などで表せるものではありませんよね。
 
でも上手い人の歌って、明らかに何かが違う!
 
その違いってどこから来るの? そう思ったことはありませんか?
 
 
もしあなたが、歌の上手い人と比べて、『自分と何が違うんだろう??』と悩んでいるとします。
 
例えば、表現力、声の抑揚、歌詞の伝え方、リズム、音程、細かいテクニック・・・などなど具体的な違いはたくさんあるでしょうが、その具体的なことができるようになるために避けては通れないことがいつくかあります。
 
今回はその中でも【音楽の聴き方】についてです。
 
歌が上手い人は、ここが違うのです。
 
 
すぐに歌が上手く聴こえるようなテクニックなどももちろんあります。
 どちらかと言うとそういう小手先のワザが今すぐ欲しい!と思うかもしれません。笑

でもそんなアイテムを手に入れて使いこなすためにも、ここは重要なポイントなのでぜひ参考にして、実践してくださいね。
 
*これを読むことで、
・どんなふうに歌えばいいか?音楽の聴き方がわかる
・音楽の聴き方がわかれば、どんな歌も、その歌い方がわかるようになる
・音楽そのものが今よりもっと楽しくなる!
 

【1】上手くなりたければ、<歌うこと>の前に<聴くこと>。

 
彦丸
歌が上手くなりたいんだから、音楽の聴き方が問題なんじゃなくて、歌い方の問題じゃないの?
ささきひとえ
 いえいえ、上手く歌う前に、まず聴くことが大事なのです。
高橋
つまり、たくさん音楽を聴きましょうとか、もっとよく聴きましょうとか、
よく言われてる当たり前のとですよね? でもそんなことで本当に歌が上手くなるんですかね。
 
それだけではありません。問題は、どう聴くか。
あなたはその【聴き方】を履き違えていませんか?
 
 
たとえば歌い方をいくら学んだところで、あなたの中に「歌うための材料」がなければ、それを表現することは難しいですよね。
 
歌うための材料は、「聴くこと」によって得ることができるからです。
 

ごく当たり前のことですが、たとえば料理でも、美味しいものを知らずして美味しい料理を作れません。
また、ただ美味しいものをたくさん知っているからといって、調理の仕方がわからなければそれを表現することはできないでしょ?

 
歌も同じで、いい音楽をただ耳にしているだけでは、上手く歌うことはできないのです。
 
その証拠に、ちまたには音楽が溢れ、世界中の人たちが日々たくさんの音楽を耳にしていますが、本当に歌が上手い人はわずかです。
 
 上手い歌と美味い料理
 
 

ただ耳にしているだけではなく、本気で音楽を聴く。

どうしたらこんなふうに歌えるか?研究したり、細かく分析したりして、その曲や歌がどうなっているのかがわかれば、上手く歌うことができるようになります。
 
研究や分析・・・なんて言うと難しい感じがしますが、歌が上手い人は、きっと楽しみながらこれを自然にやっています。
 
好奇心を持って楽しみながらやると、それなりに「歌い方」がわかってくるのです。
 
 
・意識的に(あるいは無意識に)そこに注目して、
・その上で、それなりにわかったことを自分なりにやってみて、
・さらに具体的な方法や、足りない部分を身につけていく。
 
 
もちろん独学で掴むのは難しいこともあるので、上手く歌うためのスキルや方法を学ぶことによって、上達のスピードを加速させることができます。
 
 
そこでまず、必要になってくるのは、音楽の聴き方。
 
調理道具の使い方もわからず、下ごしらえの手順もおさえずに、とりあえず作ってみよう!では、美味しい料理はできませんよね?
 
どんな世界でも、これは当たり前のことです。
 
 
ささきひとえ
でも歌の場合は結構みなさん、ここムシしていませんか〜???
とりあえず歌ってみよう、だけを繰り返している人が多すぎます!!通して何度も歌うだけ。
彦丸
言われてみればまさしく歌っているだけですね(笑)もちろん音楽は聴くけど、そういう意味では真剣に聴いているとは言えないよな〜
 
たとえば、私のところにレッスンに来られる方は、
 
①苦手な歌をなんとかしたい!という方が約2割。
②大好きな歌がもっと上手く歌えるようになりたい!という方が約4割。
③実際にライブなどの音楽活動をしている方が約3割。
④プロを目指していたり、歌うことや声を使うお仕事をされている方が約1割。
 
大体こんな感じです。
 
 
もしあなたが ①ではなく、②③④のモチベーションで、
今より上手く歌えるようになりたい!と思っているのなら、
もっと本気で音楽を聴く必要があるはずです。
 
 
本気で音楽を聴かずして、本物の上達は不可能だからです。
 
当たり前のことなのですが、ほとんどの方がここを理解していません。
 
 
ささきひとえ
事実、レッスンに来る方の半数以上は、本気で音楽を聴いていないと思えます。
聴いているな〜っていう人は全体のおそらく2割くらいかも。
2割もいないかも。。。。笑
 
高橋
 え〜〜!そんなもんですか?それってわかるんですか?
 
ささきひとえ
本気で音楽を聴いている人は、やっぱりわかりますよ。必ずどこかに表れてくるから。
たいていは全体像がつかめているので、あとはその人に必要な具体的なポイントを学べばいいのです。
 
 
 
上手く歌う前に、必ずやらなくてはいけないことは、
 
「どうしたらこんなふうに歌えるんだろう?」
「これってどう歌っているのかな??」
 
などど、細く分析しながら、何度もよ〜く聴いてみること。
 
なぜなら、そこに上手く歌うための「こたえ」があるからです。
 
 

【2】音楽の【スタンダード】と【型】に触れよう!

 
音楽の「型」がわかっている人は、上達が早いし歌も上手い 人が多いな〜と思います。
なのでその「型」に触れるということは、実はとっても大事。
 
最近ちょっと気になるのが、音楽コンテンツとの関わり方が変わってきたということです。
 
昔に比べればツールが違うし、媒体も形式もちがうので、当然と言えるのかもしれませんが。
音楽が自由にカンタンに大量に手に入る分、それだけありがた〜い思いで聴くということが少なくなって来たのは事実だと思います。
 
 
わたしはよく、初めてレッスンに来られた方に
「普段どういう音楽を聴いていますか?」とか「よく歌う曲はどんな曲ですか?」と聞きます。
 
それは、その人がどんな人か知りたいからです。
 
30才くらいまでの方の多くは、
「流行っている曲とかいろいろダウンロードして聴きます。」
「歌うのは友達とカラオケにってよく歌われている曲や、アニソンとか。」と答える方が多いです。
 
30才以上の方は、
「最近の曲はあまり知らないので、歌うのは古い曲とかが多いですね・・・」なんておっしゃいます。
 
 
何を聴こうが、何を歌おうがまったく問題ではありません。
アニソンでも昔の歌謡曲でも全然OK!なのです。 問題はその聴き方。
 
最近の傾向として
 

・この人のCDは何枚も持ってる!というアーティストや、影響された歌手がいない
・これはとりあえず聴いておくべき、という鉄板のアーティストの音楽を知らない
・邦楽、洋楽問わずいろいろと聴いてはいても、youtubeなどでサラーっとなぞる程度
・ほとんどがダウンロードした音源で、音楽を自動的に流して(鳴らして)いるだけ
・とりあえずその時に流行っている曲を、その時期かけているような状態
・自分が歌う曲も、歌詞とメロディーを覚えることを目的に聴いている
・最後まで聞かずに途中でスキップ!しかも間奏やアウトロなと飛ばして聴く
 
 
じっくりと深く、何度も何度も擦り切れるまで(この言葉は死語か、、笑)音楽を聴く。。。という事をあまりしていない。そんな感じがするのです。
 
 
あなたがただ好きなように歌っているだけならどう聴こうと、自由!
 
でも歌が上手くなりたい!聴く人に届く歌が歌いたい!そのために本気で上達を目指しているのなら、音楽のかかわり方を見直す必要があるかもしれません。
 
プロの歌手を目指しているのに音楽を本気で聴いていない・・・というのはもう、論外です。
 
 
たとえ本業でなくても、歌が上手い人は間違いなく本気で音楽を聴いています。 
毎回。。。ということではなく、そういう経験を必ず積んできているハズ。
 
 
そしてできれば,洋楽をもっと聴いてみましょう。
 
歌の上手い人は、必ず洋楽を聴いています。
 
 音楽を聴く
 
 
 
 
なぜ洋楽か?・・・って、これは決して洋楽の方が価値があるとか、邦楽がダメだとかいう事ではありません。
 
邦楽には素晴らしい名曲がたくさんありますし、私自身も歌いたいのは、やっぱり日本語の曲です。
 
どちらが漸進的で面白いかと言うと、私個人としては邦楽だな〜と感じてもいます。
 
あ、もちろん洋楽も好きですよ〜
ですが、歌が上手くなりたければ、もっと洋楽を聴いてください。
 
明確な理由は説明できません(笑)。ですが、私なりの理由が3つあります。
 

①名曲と言われている洋楽は、スタンダードという<型>があるから

古い曲でもアレンジなどに古さを感じないし、年代をこえて多くのアーティストがカバーしています。
 
それだけ<スタンダード>という形というかスタイルみたいなものが、きっちり出来ているからなのでしょう。
 
私たちが耳にしているJ−popなども、そこから影響され発展していった音楽がほとんどですしね。
つまり【型】を知る。・・・ってことなのかも。
 
たとえば、ここで盛り上がるとドラムがこう来るなとか、サビでこうなったらここでリズムにキメが入るとカッコいい!とか、アレンジがここでこうなると次にボーカルはこうなるよね〜とか。
 
曲にはある程度決まったパータンがあり、そういった流れがなんとなく感じられるか、そんなこと全然聴かずに歌のことだけ考えているか・・・それって本当に大きな差になるのです。
 
<型>ができているものだからこそ、そこから学ぶものは多いハズ。
 

②邦楽より洋楽の歌い方をマネしたほうが、メリットが大きいから

彦丸
先生、でも俺、英語の曲なんてほとんど歌わないし、意味わかんないっすよ。
ささきひとえ
でもとりあえずここでは、歌詞の意味の問題ではないから大丈夫!!
 
 
「日本人が日本語の歌を表現できずして、英語の歌をうたえるか!」というのももっともなご意見ですし、それにはまったく同感ですが、それとは別に、ぜひ盗んで欲しいポイントが洋楽にはたくさんあるのです。
 
歌い方にもある程度<型>があり、どんな曲にも通用する基本のポイントを掴むにはやはり洋楽がオススメ。

洋楽を真似することで歌う上での定番テクニックが身に付き、実力に繋がって来きます。

 
声や息の使い方はもちろん、リズムなどをいろんな表現をするための素材が蓄えられると思うからです。
 
 
Jpopなどにも個性的なアーティストはたくさんいます。
でも邦楽をマネると、どういうワケかその歌手の歌い方の特徴やクセみたいなことばかりが目立ってしまい、結局モノマネになってしまう人が多いような気がします。
 
歌い方を似せてモノマネをするのではなく、実力のあるアーティストの歌い方の【型】を掴む!
という意味で洋楽も聴きましょう。
 
 

③歌の上手い人は、邦楽に加え必ず洋楽を聴いているから

ささきひとえ
ただ単純にそういう理由です。笑
明確な理由は説明できませんが、これはおそらく間違ってはいないと思います。
 
高橋
まあ確かにどんなことでも「型」は大事ですもんね。
 
 
興味のないジャンルの音楽をムリして聴く必要はありませんが、洋楽をあまり聴いていないとしたら、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
 
社会人になれば本業以外で音楽にかけられる時間は少ないでしょうが、歌が上手くなりたいのなら、BGMのように音楽を流しているだけでは、ダメですよ(^-^)
 
本気で聴きこむ時間を持たなければいけません。いえ、せひ持ってください。
 
これをお読みになって、今までに加え1曲でも本気で洋楽を聴き込む時間を作られたとしたら、それだけであなたの歌う力はアップするハズです。
 
 

【3】「もっと歌が上手くなるには、何が必要ですか?」

 
 
最近、カラオケの採点機能がスゴいことになっていて、歌唱力を競うカラオケバトル的なテレビ番組も人気がありますよね。
 
そんな影響もあってか、ゲーム感覚で採点を楽しむ方や趣味でカラオケサイトに自分の歌を投稿する方も増えているようです。
 
私のレッスンでもカラオケ・オーディションや大会にエントリーされたり、趣味でも本気で歌を極めたい!と言う方が年々増えてきました。
 
 
先日もこのような生徒さんに、
 
「もっと歌が上手くなりたいのですが、いまの自分には何が必要ですか?」
 
と聞かれました。
 
 
う〜〜〜ん、いい質問!
 
その生徒さんの歌は、特にコレと言ってダメなこところがあるワケではありません。
声もそれなりに使えるし、声量もあるし、歌だって上手です。
 
ある程度のレベルはひとまずクリアーしていて、おそらくカラオケでは「上手いね〜」と言われるでしょう。
 
自分でも歌の上達を目指して少しでもテクニックを掴みたい!と頑張っていますが、実際まだまだできていないところはたくさんあります。
 
「どうしたらもっと上手く歌えるようになるんだろう。いまの自分には何が必要なんだろう。」
 
何が必要か。その質問に、こう答えました。
 
 
「音楽をもっと真剣に聴くこと。」
 
 音楽を聴く
 
 
わたしの答えに少しキョトンとしていましたが、これはまさに的確な答えだと思います。 
 
ただ歌がうまい人…というのではなく、ワンランク上を行くボーカリスト、歌い手、歌手と言われる人たちは、
 
【歌】が好きというより、【音楽】が好き!なのです。
 
ここに違いがあるんですね。
 
 
歌うことだけに興味がある人は、<自分が上手く歌えること>が何より大事です。
 
なので、音楽を聴くのは、たいていが曲を覚えるため。
そして、ほぼ歌ばっかり聞いている人が多いです。
 
 
ですが音楽が好きと言う人は、歌も含めた演奏全体を聴いていて、そこにシビレているハズ。
 
なので音楽を感じることが大事。
自分の演奏がどれだけ聴き手に届くか?を最優先にします。
 
上手く歌うことではなく、全体のグルーブ感やノリを大事にします。
 
だからカッコいい!
 
 
なので、その生徒さんにももっと音楽を感じること。
そのためにはもっと本気で音楽を聴くことをお勧めしました。
 
 
おそらく求めていた答えとは違っていたでしょうが(笑)これが一番の近道で、歌のクオリティーを上げるには必要不可欠だと思ったからです。
 
 

【4】歌が上手くなるためには、何をどう聴けばいいのか? 

 
【本気で音楽を聴く】ということは、音楽通のように多くのアーティストや楽曲について詳しいとか、専門的なことを知っているとか、たくさんCDを持っているとか、そういうことではありません。
 
 
とにかく歌が上手くなるためには、本気でじっくり聴く時間を持つことが大事です。
 
もちろん邦楽でもOK。
 
できればジャンルにこだわらず、スタンダードと言えるような名曲をいろいろ聴いてみると良いでしょう。
 ジャズ、ロック、R&B、ブルース、カントリー、ラテン、ポップス、ヒップホップ、クラシック、レゲエ・・・など、それぞれたとえ1曲でもいいのです。
 
有名なアーティストの有名な曲・・・というふうに選んでみても良いでしょう。
 
 もしあなたの心を震わせるような曲があれば、そこからどんどん掘り下げていくことをお勧めします。
 
 
できればCDで、ライナーノーツなどを読みながらその曲に向き合って聴いてください。
まるで自分が作った曲のように。楽しいですよ。
 
 
・その曲ができた時代や、アーティストの背景
・歌詞に込められたメッッセージ
・リズムのグルーヴ感やノリ
・アレンジ、楽器の一つ一つの音
・その楽器の音が意味するもの
・それぞれの役割と効果
・サウンドの流れ、動き、ダイナミックス
・その中で歌が、どう表現されているか
・細かいブレスのタイミング、息づかい
・歌い出だしから惹き付けられる声の音色
・感情とともに変化していく声のニュアンス
・聞こえないけど表現されているちょっとの間
・声帯の微妙な振動
・息と声の調合
・ピークと緊張感
・ボーカルの気持ちが高まる時の力加減
・声がどこに響いているか
・声の方向、ニュアンス、スピード
・歌い手の喉のフォーム
・言葉の発し方。その時の唇のスペース
・そうして歌われている歌を聴いて何をイメージするのか
・どんな気持ちになるか
・その感情はどう動いていくのか
・何が心に残るか。。。。などなど
 
 
そこから感じられものはたくさんありますが、とても言葉にはできません。
そいう時間を持つだけで、あなたの中の音楽がリッチになる!!

そして歌が間違いなく変わってきます。

 
高橋
なるほど〜。自分では聴いているつもりでいましたが、youtubeなどで曲を探したりしているときは、ただ情報を得ているだけで、そこまで真剣に聴いていなかったんですね。
 
 
【聴く】は耳だけでなく、十の目と心を使って聴くと書きますよね。
 
耳だけで聞き流すのではなく、心に留めてじっくり味わう。
 
ささきひとえ
本当はそういうことが大事で、そういう時間をどれくらい持ってきたか?が、あなたの歌の上達を大きく左右するのです。
 
 
いろんなジャンルのいろんな曲をたくさん聴いたほうがもちろんいいのでしょうが、私自身も正直、ほんの少ししか聴いていません。アーティストもたくさん知りませんし、全然詳しくもありません(^^;)
 
でも、擦り切れるほど真剣に聴いた曲が何曲もあります。
 
 
そしてあなたがこれ!と思った名曲と言われている曲は、ぜひ自分の魂に刻み込むように聴いてみてください。
 
 一人でもいいのです。(この写真素材、たまたま全てアリシアキース⁉︎)
 
 
歌が上手い歌手

 
 
また、 好きなアーティストのCDをたった1枚でもいいのです。
 
胸を弾ませてワクワクしながらそのアルバムを真剣に聴いたことがある人はわかります。
 
もっと言えば、1曲でもいいのです。
 
歌が上手くなりたいのであれば、まずは
頭の中で再現できるくらい細く、真剣に、本気で、聴くことが大事です。
 
 
こんなふうに歌いたい!という情熱をもって、「どうやったら歌えるんだろう?」と楽しんで、本気で聴くことです。
 
 
もちろん歌、だけではありませんよ。
 
その曲のすべてを、です。
そうすると本当にあなたの歌が変わります。
 
 

まとめ

歌うための材料は、「聴くこと」によって得ることができる。
あたなが聴けていないことは、歌えません。聴くことに多くの答えがあります。
 
◆洋楽を真剣に聴こう!音楽の【型】を知ることはやっぱり大事。
 
◆歌い方の個性や特徴をマネするのではなく、歌い方の 【型】をマネする。
 
◆歌が好きなのではなく、音楽が好きになろう!
 
◆頭の中で再現できるくらい細く、真剣に、本気で、聴く。
そうすればあなたの歌は間違いなく変わります。
 
 
歌が上手くなるには
自信を持って歌っていくための【実践マニュアル】

ボーカリストとして自信を持って歌っていくためのノウハウを、一冊にギュッとまとめました。
必ずあなたのお役に立てます。

無料で今すぐダウンロードしてください。

14 件のコメント

  • こんにちは。好きなUruさんの歌を独学で練習しています。楽しみながら分析してどうやったらこういう声,歌い方になるんだろう。って録音しながら近づけるように頑張っています。記事を読んでなんだかうれしくなってしまいました。自分のしていることは間違ってなかったかな?と。どうレベルUPをしたらいいかひたすらマネるだけで分かりませんが良かったらYouTube聞いてヒント下さい。Uru/心得 kokoroe 癒し系ボイスです。https://youtu.be/EYD-AZ01JkM

  • 趣味のカラオケ、97点が最大で、いつかそれを超えたいなと思っています。
    もちろん人に聴かせるとなったら点数化できないのは承知の上で、です。

    洋楽は思うに『音形』を学ぶのに最適ですよね。
    慣れた日本語以上に音の形や、微細な強弱のコントロールを求められます。
    語学習得もできるので一石二鳥かな!?なんて思ったり思わなかったり…記事、参考になりました。

  • 衝撃を受けました。私自身歌の実力は中の上レベルで、どうしたら上手くなれるんだろうと悩み、検索からこのサイトにたどり着きました。ハッとさせられる言葉がたくさんあり、非常に為になりました。
    最近は上手く歌いたいということにこだわるあまり、音楽が好きだということを忘れかけていたように思います。ありがとうございます。

    • お読みいただきありがとうございます!
      好奇心を持って音楽や歌を深〜く聴くことはとても重要です。これが上達の秘訣だと思います。
      楽しんで歌っていってくださいね(^^)

  • 最近しばらく音楽から離れていて、久しぶりに歌ったら全然思うように歌えませんでした。でも、これを読んで曲自体のリズムや表現法を忘れていることに気がつきました。その曲の本質がわからなかったら、それを表現することはできないと感じました。昔に、大好きなバンドの曲を深く掘り下げて何度も聴いたことがあるので、その感覚で自分が歌いたい曲をよく聴いていこうと思います。

    • tomoさん、そうですね。
      カラオケで歌うだけではどうしても自分の歌が全てになってしまうし、歌以外の部分を忘れがちですよね。
      自分の歌を掘り下げていくと、声が出るようになったり表現の幅も広がりますが、
      曲全体でどうアプローチできるか?ですね(^^)

  • 素晴らしいアドバイスに感謝です。
    私も、聴き込むことを心がけていて
    同じ1曲を何日間も聴いていたりします。
    (自分が歌った録音ものも含めて)
    「聴きとれる範囲のものしか習得できない。」
    と感じています。

    • Masugiさん、ありがとうございます。
      それはいいですね!
      今はどんな活動をされているんですか?
      ライブとかも頑張ってください(^-^)

  • こんにちは。今回の内容は私が今まさにぶち当たっている壁で、前のめりで読みました。ATSUSHIが歌う「糸」を聞いてうるっときました。上手い人は、元々の声質が魅力的で心をつかまれるのかと思っていましたが、それだけではないのですね。
    普段、洋楽は自分の好きな歌手は雰囲気を楽しみ、ゴスペルは覚えるために聞いていました。もっと細かく真剣に聞いて自分に取り込みたいと思います。
    邦楽はモノマネになっちゃう、本当にそうですね。モノマネするとなんだかうまくなった気がして危険ですね。
    盛りだくさんの内容をありがとうございます!!

    • saiさん、コメントありがとうございます!
      確かに歌が上手い人は声質でつかまれるっていうのはありますが、実はそれだけでなく、そこにはいろんな秘密が隠されています。

      本気で音楽に向き合っている人は、応用が効きます。
      レッスンした曲はできるけど、応用ができないというケースはたくさんあり、そこを乗り越えるにも、大事なポイントかもしれませんね(^-^)

  • アウトロは切っちゃうこと多いです。ゴメンナサイ。
    今度からきっちり聴きます。

    このあたりは自然とできる人はやるためか
    ボイストレーナーでも説明しない、下手な人がいます。
    過去に習ってた人とは言い合いみたいになったことがあった。
    だって「よく聴いて」としか言わないんだもの。
    何のために金と時間をかけて通ってると思ってるんだ。

    相性で済ますのは違うと思う。

    カラオケが楽しくなり始めはただ歌うだけをしたい。しかもフルで。
    何度も聴いて発声など気づき始めるのはかなりたってから。
    でも伴奏までは難しいですね。
    カラオケだけ聴くなんかも試してみるけど
    やっぱり歌いたくなっちゃう。

    • 「よく聴いて」は先生なら当然言うでしょうし、誰もが一度は耳にしていると思います。
      だって本当に大事なことなので。
      でも大事なのは伝わり方ですよね。私も日々試行錯誤しています。

      実際、細かい部分や発声など気づき始めるのはかなりたってからですよね〜
      その段階段階で、次のステップ目指して進んでいけるといいですね。

  • 無料でここまで歌のヒントを与えてくれるなんて!もうレッスンと同じですよ(笑)
    ただ、歌を始めた頃は私はそれができませんでした。聴いてる聴いてるって言いながら全然的を得ていなかったんです。
    レッスンに行けなくなった今では、自分で音楽性を高める為に細かく聴いて完コピが出来るレベルを目指しています。
    オリジナル性に悩んだ時期もありますがそれは後から付いてくる気がします。
    これからも有益な情報期待してます。

    • Rindaさん、コメントありがとう!本当にそうですね。
      聴いているつもりで聴いていないことの方が多いと思います。
      そして確かに、そういういろんなことって、後からついてくるんでしょうね。
      今回の内容も、遠回りに思えて実は一番近道なんだと思います。

  • ささきひとえ へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください