プロとマアの違い。プロの歌手はここが違う!その決定的な要素とは?

プロの歌手とアマチュアの違い
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このブログは「プロにも負けない歌い方。」というタイトル。
「歌うことに真剣に取り組みながら自分自身を表現し、音楽ライフを楽しみたい!」という方に向けたブログです。
 
今回はプロとマアの違いについてですが、もちろんプロの歌手であろうとアマチュアであろうと、その気持ちに変わりはないと思います。
 
そして向上心を持ってレベルアップを望んでいる人にとって、プロとかアマチュアとか、そんなことはあまり関係ないでしょう。
 
 
でも実際、プロの歌手にはあって、アマチュアに欠けている点があるのも事実。
 
また明らかに違うことだってあると思います。
 
そんな【プロとマアの違い】について認識し、あなたの歌の向上に繋げていただけるとうれしいです。
 
 

【プロとマアの違い】1、プロの歌手には必要不可欠な【〇〇力】

 
 
プロの歌手と言っても、音楽のジャンルも様々、いろんなタイプの歌手がいます。
それぞれがそれぞれの個性を発揮させ、多種多様の表現で歌っていますよね。 
 
そんな中で、どんな歌手にも共通して言える必要不可欠なものって、あなたは何だと思いますか?
 
 
正直、音楽も歌も、その人の好み・・・です。笑
 
単純に主観でしかなかったり、好きな人の歌は、うまかろうとヘタだろうと、関係なくスキ♡ですよね?
 
 
ある人にとっては「この人、上手い!」と感じても、別の人にとっては「そう?全然」なんてこともよくあります。
 実際、歌が上手いから好き?かというと全然そうじゃないし。。。
 
 
曲の好み、声の好み、ビジュアル、このジャンルが好きとか、この歌い方が好きとか、歌詞に共感したり、流行っているからスキだったり、スゴイ上手いからとか、ノリがスキ!とか、泣けるからとか・・・などなど。
 
でも一番は「この人が好きだから」に尽きるかも(^_^)
 
というわけで、これらの理由はすべて人ぞれぞれで、主観でしかありません。
 
 
 
でもでも、そこを取っ払って、
プロの歌手には必ずある・・・いや、なくてはならないものって、なんでしょう。
 
 
陽子
え〜〜〜?何でしょう。。。歌唱力?表現力? 個性とか。。。。
 
ささきひとえ
どれも大事ですよね。でもアマチュアの中にだって歌唱力のある人はたっくさんいるし、表現力のある人も個性的な人もいますよ〜。
 
音楽番組とか見ているとわかるのですが、アマチュアには結構欠けているけど、プロは必ずあるものです。
 
 
 プロの歌手とアマチュアの違い
 
 
 
 それは、【演技力】。
 
 
俳優さんが役を演じるって意味とはちょっと違い、魅せる(観せる)ってことです。
 
1曲を通して、計算されたパフォーマンスができる!
 
 
歌の上手いへタに関係なく、好き嫌いにも関係なく、音楽のジャンルやタイプに関係なく、アイドルであろうと大御所演歌歌手であろうと、プロの歌手に共通して言えることだと思います。
 
 
これってスゴイことだと思います。
 
 
世間には歌が上手い人がたくさんいますが、1曲通して最後までパフォーマンスができるって、けっこう難しいですよ〜
 
サビで声が思うように使えないとか、
声がかすれるとか音程がずれるとか、
力が入って苦しそうに聞こえるとか、
 
カラオケのモニターから目が離せなかったり、
途中で集中力が切れたり、ムダな動きが多かったり、
顔が真顔になったりすることなく、リスナーを一瞬たりとも忘れない魅せ方で表現できるってことですから。
 
 
つまり、歌唱力や表現力もさることながら、演技力。
 
 
 
ささきひとえ
うう〜〜〜〜っ、自分で言って、耳が痛い。。。。(^_^;)
 
陽子
せ、先生は歌詞をまちがえなければ破綻はまぬがれるかと・・・ヾ(-д-;)
 
ささきひとえ
そうなんです!破綻しないで安定したパフォーマンスが出来るってことが本当に難しいのです!
 
 
 
とくに【計算されたパフォーマンス】という点。
 
 
これがプロとアマチュアの大きな違いなのかなと思うワケです。
ここが掴めたらプロの歌にぐっと近づきますよね〜。
 
 
・・・・が、しかーし、
それがなくても魅力的な歌だってたくさんあるのです。
 
これも動かしがたい事実でもあり・・・(笑)
 
 
 

【プロとマアの違い】2、決定的なこの違いが一番の違い

 

それ以外、プロとアマチュアの違いについて語られるのは、それで収入を得ているか?ということ。
つまり歌うことで食べているか?です。

でも音楽の場合、それだけでは分けられないケースが多いですよね。実際「プロ」の定義も様々で線引きも難しいです。

プロの歌手というと、メジャーデビューをしてCDをリリースしてテレビに出たり、コンサートをやったりして収入を得ている・・・というイメージがあるかもしれませんが、それ以外にもいろんな仕事があるワケで。
 
また単純に収入を得ていると言うなら、アマチュアでライブをやっても、チャージバックや少なからずギャラをいただくことだってあります。
 
でもそれをプロと呼べるかというと、そういう問題でもないし。
 
 
チケットにいくらか料金が発生しているとか、
アマチュアでもプロ並みの技術があるとか、
プロ意識を持って本気で音楽活動をしているとか、
 
そう言った心構えやレベル的な問題ではなく、プロって、もっとシビアで現実的なことだと思います。
 
 
たとえば
 
歌が上手い、声がいい、技術が高い、ルックスがイイ、魅力的なパフォーマンスができるなど、これらはアマチュアでも持っている人はいます。
 
そこに、利益につながる絶対的な商品価値がある!とかね。
 
 
プロの条件としては他にも色々あると思いますが、ここではちょっと置いといて・・・・。
 
プロであろうとアマチュアであろうと、ステキに歌っていくにはどんな意識が必要かについてお話ししたいと思います。
 
 

【プロとマアの違い】3、ステキに歌っていくために必要な【意識】

 
 
アマチュアでも趣味で楽しんでいる方もいれば、真剣に情熱やプロ意識を持って取り組んでいる方もいます。
 単純に自分さえ楽しければイイ!という人もたくさんいます。もちろんそれもアリですよ。
 
どんなふうに取り組もうとその人の自由なので、チケット代が発生しているからプロとしてやらなければならないとは、わたしは全く思いません。 
 
 
ですが、少しでもイイ感じで、ステキに歌っていきたいなら、どんな意識でやるかはとても大事!
 
これは歌のレベルや目的に関係なく、発表会などで歌う際も、生徒さんたちにぜひ持って欲しい意識でもあります。
 
 
①自分の歌を届けるという意識
②楽しんでもらいたいという意識
③リスナーに向きあう意識
④自分から心を開く自発的な意識
⑤それなりのクオリティーを追求する意識 
 
 
プロの歌手とアマチュアの違い
 
言っても発表会などは、一般発売でチケットを手に入れて来る人なんかいないので、そういう意味では身内ライブです。サークルなどのライブなども基本的にそうです。
 
でも、この意識を持っているかいないかで、あなたの歌の印象は大きく変わってくるハズ。
 
 
陽子
わかる気がします!発表会でも、とくに上手いわけじゃないのに、凄くイイな!って思える人っていますよね。

ささきひとえ
私としては、そういう部分に惹かれるし、そこを最大限に引き出していきたいな〜と思っているんですね。
だってそれこそがアマチュアボーカルの最大のメリットじゃないですか〜(^^)
 
 
世間一般の人に認められ求められてCDを買ってもらうことも素晴らしいですが、
たとえ小さな世界でも自分のまわりにいる人達に楽しんでもらえる、そしてその輪が広がってくると、より人生が充実すると思うので。
 
 
またこのブログは、アマチュアの良さを存分に活かしながら、プロにも負けない歌を歌っていこう!というスタンスですからね。
 
あなたがどうありたいか。そしてどうなりたいか。
 
 
実際、プロとアマチュアでは色々と違いがあるけど、どっちがイイという問題でもありません。
 
陽子
私は、みんなから陽子さんの歌が聴きたい!って言われるくらいになって、もう少し人前で歌う機会を増やしたいです。

ささきひとえ
わたしも今年はもう少し計算されたパフォーマンスが出来るように、そして想定外のところでもステキに歌えるように、【演技力】を磨きたーい(^_^)v
 
歌における【演技力】が意識できると、今までとは違った、さらなるステージが待っているかもしれません。
 
 
 
今の自分がどんなレベルなのか?どこを目指しているのか?がよくわからないという方は、
 
 
プロの歌手とアマチュアの違い
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4 件のコメント

  • ひとえ先生こんにちわ
    有名無名に関係なくプロの歌手はどこが違う?どこかが違う?って、いつも思っていました。
    ‼️演技力‼️凄く、合点がいきました。1曲を通して演技力が最後まで途切れないから、説得力も付いてくるんですね、ほんとに、私も納得です。
    自分を振り返って、今まで演技力ってイメージはたぶんありませんでした。感情移入はあったと思うのですが、どこかでクールに冷静さがないと、酔ってしまう歌になってたいた気がします。
    演技力。今年のテーマにしてみます。ありがとうございました
    あらためて、ひとえ先生、皆様、本年もよろしくお願いいたします。

    • 佐藤さん、コメントありがとうございます!
      そうですか!納得していただけてよかったです(^^)
      いつも感じるのは、アマチュアはなんとなく歌っていますが、プロは計算されているという点です。
      佐藤さんは歌はもちろん、パフォーマンスもステキで完成されている感はありますが、そこに演技力がつくと怖いものナシですね〜!!

      今年もますます充実した一年になりますように!

  • こんにちは
    先生の話を読んで、本当だなあ~って気づきました。平井堅さんは時おり声を詰まらせ、思い詰めた表情で歌っていて、詩の世界に引き込まれます。松田聖子さんはどんなにプライベートで辛いことがあってもステージに出る前は「私は世界で一番しあわせ」と気持ちをつくり歌うと聞きました。歌唱力だけでなく表情や視線などプロは演技力が必ずあるんですね。だからとても魅力的だったのですね。納得です。

    またブログ楽しみにしています。ありがとうございました。

    • まゆみさん、コメントありがとうございます!
      プロの歌手の皆さんはそれぞれの個性で、1曲を通して計算されたパフォーマンスをされていますよね。
      まゆみさんの仰る通り、「唱力だけでなく表情や視線などプロは演技力」が大切なんだと思います。
      これからも参考にしていただければ嬉しいです!

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